聖霊降臨日に発足した約3千名から始まった世界最初の教会は、イエス様同様に迫害され、命を脅かされる可能性がありました。しかし、生前のイエス様同様に最初は順調に宣教活動が開始されたと使徒行伝は伝えています。前回に続き、初代教会のクリスチャンたちが何を大切にして信仰生活を営んでいたのか、みことばに聞いていきます。中には現代では同じようには到底できないと思えることも語られています。これらは当時の文化的背景を知ることによって理解できる点もありますが、ここに語られている信徒の姿は、限りなく来るべき神の国の在り方を指し示していると考えられます。
前回より、世界最初の大伝道集会で語られた福音宣教の言葉に耳を傾けています。ペテロが聖霊に満たされ、聖霊主導で語った説教は、あらゆる時代のすべての説教者の模範です。イエス様が生前、弟子たちに指示した伝道は、神の国が到来したと宣言することでした。そして、それを証明するために、神様から遣わされた使者でなければ到底できないと思えるような奇跡や特殊能力を授けました。これを実行するに当たり、具体的な指示も与えました。現代でも、インドのサンダー・シング師や中国で「天国の人」と称されるリュー・ツェニン師の伝記などを読むと、聖霊主導の伝道は、現代でも可能だということを知らされます。
聖霊降臨日の直前に、当時、約120名ほどの大集団となって、弟子たちは心を合わせて祈り、約束の聖霊を待ち望んでいました。その傍らで、彼らはペテロの提案を受け入れることになります。それは、自ら命を絶ったイスカリオテのユダに代わる、新しい「十二使徒」の席を補充するという決定でした。本日は、この出来事を通して、人間の組織の枠組みを超えて働く神様の圧倒的な恵み、すなわち教会の根幹に関わる重要な信仰理解について、共にみことばに聞いてまいります。
イエス様の招きに初代の弟子たちがどう応答したのか。私たちは、使徒行伝第2章に語られている、世界最初の大伝道集会での福音宣教の言葉に耳を傾けてまいります。本日は、聖霊降臨日(ペンテコステ)を覚えて献げる礼拝です。あの聖霊降臨の日に、一体何が起きたのでしょうか。私たちには、聖霊についてよくわからないことが多く存在します。しかし、使徒行伝第2章はこれらに対して明確な答えを持っています。今回の箇所にも、重要な聖霊の働きが語られています。これからひとつずつ、み言葉をひも解いてまいりましょう。