使徒行伝

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伝道の目的①

日本のキリスト教界において、「伝道」という言葉よりも「宣教」という言葉が好まれるようになって久しく経ちますが、そもそも「伝道」や「宣教」とは何を指すのでしょうか。 それは私たちの生涯を根底から変えてしまうほどのものです。従って伝道とは、礼拝に誘うことではありません。それは特別な人生の変化をもたらすものではないからです。礼拝の説教(ないし宣教)を聞くことでもありません。生きる知恵や励ましを与える程度のことではないからです。これらは、狭い意味では確かに伝道と言えないわけではありません。しかし、聖霊降臨日に行われた世界最初の伝道集会は、人々の人生の価値観と生き方を180度変えるようなインパクトがありました。それこそイエス様が導きたい伝道なのです。

ダビデの預言

聖霊降臨日に行われた世界最初の説教、それは旧約聖書の中の最重要預言が、どのように人々の前で成就しているのかを明らかにすることでした。 ペテロが開口一番に語ったのは、120人あまりのガリラヤ人たちが、エルサレムに巡礼に来ていた各国の人々の言語で神を賛美していた出来事についてです。これは、当時だれもがよく知っていたヨエル書の預言の成就にほかならない、との主張でした。すでに取り上げましたが、聖霊降臨日に起きたように、あらゆる世代と身分の者たちが、こぞって聖霊に満たされて預言することになると書かれている箇所です。預言とは、特別に神に選ばれた預言者だけができると考えていた当時の人々にとって、これは極めて衝撃的な事実だったはずです。

ナザレ人イエス

前回より、世界最初の大伝道集会で語られた福音宣教の言葉に耳を傾けています。ペテロが聖霊に満たされ、聖霊主導で語った説教は、あらゆる時代のすべての説教者の模範です。イエス様が生前、弟子たちに指示した伝道は、神の国が到来したと宣言することでした。そして、それを証明するために、神様から遣わされた使者でなければ到底できないと思えるような奇跡や特殊能力を授けました。これを実行するに当たり、具体的な指示も与えました。現代でも、インドのサンダー・シング師や中国で「天国の人」と称されるリュー・ツェニン師の伝記などを読むと、聖霊主導の伝道は、現代でも可能だということを知らされます。

主の名を呼び求める者

聖霊降臨日に起きたことを正しく理解することは非常に重要です。復活後の聖霊との関わりが、なぜそれほど重要なのか。聖霊の働きは、それまでとはどのように違うのか。そして、その後のキリスト教会の歴史にどのような変化をもたらしたのか。このことを理解するとき、現代においても、聖霊に主導された人生と教会形成こそが最重要課題だということが見えてくるのです。

十二使徒に選ばれなかった者達

聖霊降臨日の直前に、当時、約120名ほどの大集団となって、弟子たちは心を合わせて祈り、約束の聖霊を待ち望んでいました。その傍らで、彼らはペテロの提案を受け入れることになります。それは、自ら命を絶ったイスカリオテのユダに代わる、新しい「十二使徒」の席を補充するという決定でした。本日は、この出来事を通して、人間の組織の枠組みを超えて働く神様の圧倒的な恵み、すなわち教会の根幹に関わる重要な信仰理解について、共にみことばに聞いてまいります。

聖霊主導の大伝道集会

イエス様の招きに初代の弟子たちがどう応答したのか。私たちは、使徒行伝第2章に語られている、世界最初の大伝道集会での福音宣教の言葉に耳を傾けてまいります。本日は、聖霊降臨日(ペンテコステ)を覚えて献げる礼拝です。あの聖霊降臨の日に、一体何が起きたのでしょうか。私たちには、聖霊についてよくわからないことが多く存在します。しかし、使徒行伝第2章はこれらに対して明確な答えを持っています。今回の箇所にも、重要な聖霊の働きが語られています。これからひとつずつ、み言葉をひも解いてまいりましょう。

表裏一帯の祈りと聖霊

イエス様の招きに初代の弟子たちがどう応答したのか、使徒行伝第1章からみ言葉に聞いていきます。信仰とは、キリストの言葉を信じ受け入れて、招きに応えていくことです。そのための絶対条件こそ、イエス様が勝ち取られた聖霊の祝福だとルカは語ります。今月は聖霊降臨日(ペンテコステ)を視野に入れながら、聖霊の働きを強調した使徒行伝からみことばに聞いてまいります。今回は祈りと聖霊の祝福の関係についてみことばに聞きます。

奇跡を信じる根拠③ 処女降誕

今月、北九州キリスト教会は今月は教会設立60周年の節目を迎えています。この機会に、時代が変化しても決して揺らいではならないキリスト教信仰の要、また聖書の中心概念である「十字架」と「復活」と「処女降誕」についてみことばに聴いています。これらは常識からすれば現実離れしている内容ばかりですが、これらの奇跡こそキリスト教の必須概念であり、信ずべき内容であることを再確認したいと思います。

キリスト教と葬儀③ 死後に起きること

キリスト教と葬儀に関する3回シリーズ、第1回は葬儀への備え、第2回は葬儀とお墓についてでした。そして第3回は死後に起きることをテーマにお届けします。人は死ぬとどのような手順で霊の世界に移されることになるのか。仏教などでは四十九日など、一定の期間をかけて魂が霊界に移動する考え方が存在しますが、キリスト教には別の考え方があります。これについては、イエス・キリストが十字架の上で隣の死刑囚に語った内容が大きなヒントになります。さっそくご一緒に確認しましょう。

キリスト教特有の教え① 新しい戒め

本日以降「キリスト教特有の教え」をテーマに語りたいと思います。イエス・キリストはユダヤ人たちが大切にして来た聖書理解とどのように違っていたのでしょうか。それが当時の指導者たちとは大きく違っていたからこそ、危険視され、敵視されて十字架刑に至ってしまったと言えます。国内外において分断と対立が頻繁に起きる現代だからこそ、キリストが命懸けで後世に伝えようとした教えを理解し、共に平和を実現する道をイエスの教えから導かれたいと願います。